- 子供の将来のために早期から英語教育に力を入れたいから。
- 私の様に国際結婚を機にバイリンガルな環境で子供を育てることになったから。
- 仕事の関係で、海外に住むことになったから。
等、人それぞれ子供をバイリンガルに育てる事になった理由はあると思います。また、バイリンガルと一言で言っても、ただ話せるだけのバイリンガルもいれば、文字の読み書きまでしっかり出来るレベルまで個々の能力にも幅があります。
2言語の環境で子供を育てるのは、決して簡単な事では無いと、3人の子供を育てながら感じます。親がぶれないためにも、子供をバイリンガルに育てる上で、私が大切にいている思いについて書きます。
私にとって人生とは「自分の好きな事を、自分らしさを見つける旅」だと思っています。
自分がどんな人間で、どんな事をする時が楽しくて、どんな人が好きで、どんな食べ物が好きで、どんな時に幸せを感じて、、、など。嫌いな事も含め、生まれて成人した後も死ぬまで、ずっと「自分」を発見していく過程だと思います。
私も今では親になり、子供を育てながら「英語」は子育てで大事にしている事の一つになりました。それは、英語が出来るだけで広がる世界は広く、様々なメリットを私自身感じているからです。
情報収集力が何倍にもなる
バイリンガル子育てをしている親御さんの多くが共通して思っている英語が出来るメリットの一つは、やはり情報収集力ではないでしょうか。全世界インターネット利用人口41億5,693万人を対象にしたリサーチによると、世界の人口の25.3%が英語を、19.4%が中国語、8.1%がスペイン語を利用しており、そして日本語は2.7%でした。何かを調べるにも、英語での情報力は一目瞭然です。
また、世界のニュースもタイムリーに知る事が出来ます。メディアはどうしてもその国に有利に報道する傾向があります。「井の中の蛙大海を知らず」にならないよう、世界がどのように自国を見ているか、冷静に判断できるようになることは、グローバル時代を生き抜く子供達には欠かせません。他国の観点を知ると、物事の見方や考え方も変わります。
人との繋がりが世界へと広がる
言語を通して今まで会った事の無いような人と繋がれます。言語というコミュニケーション力があれば、その国の人と心が通じる事だってできます。外国の友人が増えたり、知人ができるという事は子供にとって色んなチャンスも生まれます。人脈は子供の未知な可能性も広げるのです。
人生は分からないものです。私もまさかイギリス人の旦那さんと結婚するなんて思ってもいませんでした。。。
違う価値観を学べる
誰しも、住んでいる環境によって生活習慣や考え方がつくられると思います。
私も日本にずっと住んでいた20代まで、自分の心に向き合う事より、周りの価値観に振り回されていました。みんな一緒じゃないと行けない。流行りやトレンドに敏感でないと仲間になれない。ストレスを感じながらも、それが当たり前なんだと受け入れていました。また幸せに対する考え方も、物理的な物に執着していた気がします。
海外で出会った友人達との出会いは、私の価値観を大きく変えました。全く異なる環境で生まれ育った彼らの価値観と、自分が持つ価値観や考え方によって、本当の意味での「自分」を客観的に知る事が出来ました。住む環境によって作られる、人の価値観や生き方で、知らず知らず苦しむ事もあると思います。
選択肢が増える
英語を勉強するメリットは、人生に対する選択肢を増やせます。
やはり英語が出来た方が出来る能力を伸ばす方法も広げられ、自分力を高める事も出来ます。それにより人生を豊かにすることが出来ます。
①字幕無しで映画や海外ドラマを見れる
②興味のある趣味や学問を習得する洋書を読める
③海外のレシピや料理法を使った料理が作れる
④旅先で観光地以外で現地の穴場を見つける
⑤子育てに関する情報を収集
⑥海外から安く買い物できる
⑦海外でビジネスが出来る
⑧海外に住める
➈人との繋がりが広がる
結果、より自分らしさを追求する事が出来る。
心の豊かさ
私は子育てをしながら「自分らしさ」をとても大事にしています。
上の選択肢が増えるにつながる部分ですが、子供達がマルチリンガルに育ち、沢山の人と出会い、広い世界を見て、沢山の判断材料の中から、自分にとっての幸せな人生を送っていって欲しいと思います。
最後に
親はあくまで子供が自立するまでのサポート役にしかすぎません。バイリンガル教育は単に言語習得の過程。言語はあくまでツールにしかすぎませんが、言語から広がる世界はとても広いです。
子供の視野を広げ、選択肢を広げ、人生を豊かにするためにも、これからサポートを続けていこうと思います。
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